9月4日 福島県神道青年会・田村支部の一行が来社。

  • 福島県神道青年会田村支部(上石富弘支部長)の神職さん7名が研修旅行の一環として、倉賀野神社に正式参拝した。出迎えたのは倉賀野神社総代会(高橋義明会長)の関係者21名と群馬県神職青年会(鏡貴芳会長)の関係者4名。正式参拝の後に懇談会を開き、約1時間30分にわたり震災被災地の現状等について語り合った。福島県と群馬県は仙境尾瀬ヶ原を挟んで隣県同士である。
  • 上石支部長は田村支部が郡山市の東部に位置して福島第一原発事故の影響を大きく受けた地域であることを説明し、地震直後の現地の様子を伝え、さらに半年経ったいま放射線の影響で子供たちが自由に屋外で遊べない現況や氏子の人々が抱える不安について詳しく語った。
  • また同行した同支部員の村上真也福島県神道青年会会長は半径20キロの警戒区域内に鎮座する神社200社の状況検分が8月末に初めて実施されたことを報告し、損壊した神社の宮司等と共に防護服を着て実際に現地に出向いた体験を語った。

    倉賀野神社で懇談会  社頭で
 

  • 同支部からは被災地の現状や各県青年神職会の支援活動などを記録した写真や資料も多数準備されていて、出迎えた関係者らは興味深く回覧していた。
  • 意見交換の場では「災害を風化してはいけない。日本中からの支援が必要だ。」「マスコミ報道からは知らされないことを今日は聞くことができた、貴重な体験だった。」「神社の現況を聞くと、気の毒でならない。」などの感想が聞かれるとともに、「皆さんにこれ以上がんばれとは言えない。どうか身体に気をつけて。」とねぎらいの声がかけられた。また同支部の神職からは「限られた時間であったが、このように真剣に話を聞いてもらいありがたかった。このような正式参拝は初めての体験。」と語っていた。